京都市西陣地区における町家と路地の存在が景観評価に及ぼす影響
完了
山田 育穂
京都市都心部には、数多くの京町家や路地が存在する。京町家は、京都のまちの歴史・文化を象徴するものであり、歴史的景観を構成する大切な財産である。しかし、近年、京都市内における京町家の空き家率の増加、建替えや取り壊しなどによる空き家数の減少が進行している。京町家の滅失が進行すると、京都にとってのアイデンティティを失うことになる。路地も同様に、京都市内に数多く残存し、そこには京町家など、古くからの建築物が建ち並んでいる。路地と京町家が作り出す町並みは、京都にとって欠かせない大切な資産である。しかし、建替えや大きな修繕が難しく、災害時の避難が困難であるなど防災上の課題がある。京都らしさ・京都の魅力を残していくためには、京町家や路地を維持保全していくことが求められる。本研究では、京都市内における路地空間と京町家が多く残存する地区を対象とし、京町家と路地の共存によって作られる街並み景観が人々にどのような印象を与えるかを明らかにし、京都らしさ・京都の魅力を残すために必要な景観について知見を得ることを目的とする。京都市内における路地と京町家の空間的分布の調査に基づき、路地空間と京町家が多く残存する京都市西陣地区を対象とし、路地と京町家が共存する街路、路地と京町家以外の建物が共存する街路、京町家と路地以外の道路が共存する街路などに分類し、各カテゴリの街路景観が人々に与える印象の違いを、各街路景観の写真を用いた景観評価実験を通して明らかにし、その価値を評価する。さらに、景観評価上重要な京町家・路地のある街並みに求められる条件とその保全のための方策について考察する。
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関口 達也 / 京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 環境科学専攻
山原柊人 / 京都府立大学
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Zmap TOWN II (2016年度 Shape版) 京都府 データセット
Zmap TOWN II (2020年度 Shape版) 京都府 データセット
Zmap TOWN II (2022年度 Shape版) 京都府 データセット
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年月:2024/02
著者:山原柊人
書誌情報等:京町家と細街路の存在が街路景観の印象評価に及ぼす影響 ― 京都市西陣地域におけるケーススタディ ―, 学士, 京都府立大学