地域の防災施策を踏まえた水害の人的リスク分布の把握-多摩川流域・大田区を事例に-
完了
吉田 崇紘
近年の気候変動に伴い、今後水害の発生数は増加すると見られている。発生する水害から人的被害を抑えるためには、流域のどこに、どのような人的リスクがどの程度存在するのかを把握することが重要である。このような水害における人的リスク分布を把握した先行研究には、500m人口メッシュと浸水想定区域の重ね合わせにより曝露人口を算出したものなどがあるが,こうした研究では浸水範囲内の人口規模というリスクを算出できている一方で、実際に浸水深以下に沈みうる可能性のある、避難しなければならない人口がどの程度かというリスクまでは検討されていない。さらに、避難しなければならない人口と避難所のキャパシティにミスマッチがあれば、それも人的リスクとなりうる。そこで本研究では、多摩川流域を対象に流域全体の曝露人口と浸水深の分布について分析した上で、リスクの高い地域として大田区を選定した。そして、大田区における実際の防災施策と避難の仕組みを踏まえた上で、避難しなければならない人口と避難所のキャパシティを算出・比較し、それらのミスマッチがどのようなリスクとなりうるかを考察する。さらに、大田区の事例から明らかになったことを踏まえて、多摩川流域全体の人的リスクについても考察する。
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山下 亜紀郎 / 筑波大学生命環境系
市川 竣介 / 筑波大学 生命環境学群地球学類
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Zmap TOWN II (2022年度 Shape版) 東京都 データセット
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年月:2024/01
著者:市川竣介
書誌情報等:避難阻害要因を踏まえた水害の人的リスク分布の把握~多摩川流域・大田区を事例に~,学士(理学),筑波大学