行動履歴と地域特性に基づく熱中症リスクの評価
実施中
吉田 崇紘
近年、気候変動の影響で猛暑日が増加し、熱中症による救急搬送者数は全国的に上昇傾向にある。従来のリスク評価は、気温・湿度を用いた暑さ指数や高齢化率などの静的属性に依存しており、人びとが「いつ・どこで・どのように」行動した結果としての曝露差を十分に捉えられていない。携帯電話位置情報の普及によって個人の行動履歴が高解像度で把握可能となった現在、行動パターンと環境条件を統合したリスク評価は、公衆衛生政策や地域防災計画にとって喫緊の課題である。本研究では、携帯電話位置情報から得た実人流データと、エージェントベースで生成した典型行動を持つ疑似人流データを比較し、個人レベルの熱中症リスクを推定する。両データから行動パターンを抽出し、高温かつ救急搬送が多発した日に顕著となる行動を特定したうえで、気温・湿度・緑被率・公共交通アクセシビリティなどの環境指標を重畳してリスクスコアを算出する。このプロセスにより、実データの現実性と疑似データの補完力を同時に検証し、行動履歴に起因する従来未解明のリスク要因を抽出することで、個人および地域の熱中症脆弱性を高精度に把握する。
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瓜生真也 / 徳島大学
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号レベルアドレスマッチングサービステスト
擬似人流・人口属性データ 徳島県データセット
Zmap TOWN II (2020年度 Shape版) 徳島県 データセット
Zmap TOWN II (2022年度 Shape版) 徳島県 データセット
擬似人流・活動データ 徳島県データセット
擬似人流・トリップデータ 徳島県データセット
擬似人流・軌跡データ 徳島県データセットver2.0
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年月:2025/01
著者:瓜生真也
書誌情報等:『人流ビッグデータによる地域の熱中症リスクの解明』 統計数理研究所共同利用研究集会「ビッグデータ解析と再現可能研究」