屋久島のウミガメ産卵地における海浜環境と産卵地点の空間的相関分析
完了
早川 裕弌
生物の進化は,性質の異なるさまざまな個体同士と物理的環境との相互作用によっておこるものの、個体差を考慮した生態学的モデルはこれまでにあまり議論されてこなかった。そこで、実際の個体群に存在する個体差(個性)に着目し、個体差を考慮した集団構造の変動と進化の過程を明らかにすることを本研究の目的とする。具体的には、アカウミガメの産卵回帰行動に関する習性を利用して、個体同士の接触時に取得情報を共有するセンシング技術を活用する陸域観測システムを、海洋環境における集団構造と生息空間の環境情報を直接観測する機構に応用する。そのための接触型センシングデータを回収して充電する場所と、最適な対象個体の選定を行うため、個体識別をしたアカウミガメの産卵位置をGNSSを用いて計測し、また産卵場となる砂浜の地形条件をポールカメラを用いたSfM多視点写真測量により高精細地形データとして取得する。これは、これまでのような目視等による観測方法では人的労力に制限されるなどして、個体群全体の精度の高い観測ができなかったものである。これにより、アカウミガメの産卵場所探索にかかる詳細な行動特性(個性)に与える微地形特性の影響を精度高く個体群全体で把握することができ、海洋生物に対する観測システムの構築の基盤となる。
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早川 裕弌 / 北海道大学地球環境科学研究院
小林博樹 / 東京大学 空間情報科学研究センター
工藤 宏美 / 東京大学大気海洋研究所
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北海道地図 GISMAP for Terrain データセット 2005年提供版
屋久島海浜SfMデータセット
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