防災・減災に向けた神社および地域伝承の空間特性分析
完了
Toshikazu SETO
本研究の目的は,地域社会の歴史的背景に着目しながら,南海トラフ巨大地震の津波被害における防災・減災に向けた重要な知見を明らかにすることである.特に,神社の配置および神社空間における祭事や地域伝承に着目し,伝統的地域社会のなかで蓄積された大規模自然災害のリスク・マネジメントに関する知見を掘り起こし,それを現代の地域防災に活用するための道筋を示す. 東日本大震災に代表されるような大規模自然災害は,日本の国土をたびたび襲ってきた. 長期的な周期でやってくる大規模自然災害の対策について重要な知的資源となるのが,神社空間と地域伝承である.日本の伝統的地域社会においては,神社空間がコミュニティの中心として,信仰のみならず,教育や社交など多様な役割を担っていた.重要な場であった神社を人びとは,自然災害に対しても安全なロケーションを選定して建立した.また,災害によって被害を受けた場合は,その後に,より安全性の高い場所に移設することもあった.したがって神社空間の多くは,幾度となく襲ってきた自然災害の被害を免れて,現在にその姿をとどめていると考えることができる. 本研究では,南海地震の津波被害の減災に向けて,近畿太平洋沿岸部の神社の空間的配置と由緒,および地域伝承の関係性を整理し,その活用方策を提案する.
変更のために新しい申請を保存します。 This will save a new application on the system for a modification.
申請中の研究者は表示されません。 / Pending researchers are not shown.
高田 知紀 / 神戸市立工業高等専門学校
申請中のデータセットは表示されません。 / Pending datasets are not shown.
号レベルアドレスマッチングサービステスト
年次報告の内容はメンバーのみ表示されます。